ドラマ「無痛」の犯因症(はんいんしょう)は実在する?伊藤淳史演じる早瀬順一郎にも出ている具体的な特徴とは

ドラマ「無痛」の犯因症(はんいんしょう)は実在する?伊藤淳史演じる早瀬順一郎にも出ている具体的な特徴とは

毎週水曜日夜10時からフジテレビ系で放送されているドラマ「無痛」

裏番組で天海祐希さん・沢村一樹さん主演のドラマ「偽装の夫婦」も放送中ですが、私は「無痛」に絞って見ています。

第1話の視聴率は、「無痛」が11.6%で「偽装の夫婦」が14.7%・・・

ちょっと負けてしまいましたが、どちらも順調な滑り出しと言えるでしょう。

ところで、ドラマ「無痛」に出て来る犯因症(はんいんしょう)という症状。
これって、実在するのでしょうか?

伊藤淳史さん演じる刑事・早瀬順一郎にも、たびたび犯因症が現われていますね。

 

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ドラマ「無痛」に出て来る犯因症(はんいんしょう)は、実際にはあるのか?

それでは、犯因症は実在するのかという点について、書いていきたいと思います。

犯因症は・・・

ズバリ、実在しません!

ドラマの中での、架空の症状です。

西島秀俊さん演じる医師の為頼英介は、見ただけでその人の体のどこが悪いのかを見抜くことが出来るという、特殊能力を持っています。

そして、これから犯罪を犯すであろう人間に現われる「犯因症」を見ることも。

まさに、神の診察眼!

また、白神陽児(伊藤英明)も、この神の診察眼を持っています。
ということは・・・白神にも、犯因症が見えるということでしょうか。

ドラマでこの犯因症の症状は、
「エネルギー過多の一種で、犯罪を起こす者に現れる徴候」
という設定になっています。

顔に血管が浮き出て、黒目に見えるのが犯因症の特徴ですね。

映像的には、ちょっと怖いです。
ホラーチックですよ。(笑)

ちなみに原作では、犯因症の症状として「額にM字型のシワ」が出るという特徴も挙げています。

正義感の強い(?)早瀬順一郎(伊藤淳史)にも、この犯因症の症状が出ていますが、何故彼があんなにも犯罪者を憎むのか・・・

その辺りも、このドラマの見どころの一つと言えるでしょう。

 

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さて、この犯因症は、チェーザレ・ロンブローゾというイアリタの精神学者の論文から出たようですね。

ロンブローゾは、1876年に有名な「生来性犯罪者説」を提唱しました。

「生来性犯罪者説」とは、

「犯罪者は人類の一つの特別の変異、すなわち一つの特有な人類学的類型として特徴づけられる。
この類型は、身体的表徴と精神的表徴を有する。
前者は左右不均等な頭蓋骨、長い下顎、平たい鼻、まばらな顎ヒゲなどであり、後者は道徳的感情の欠如、残忍性、酒色たんでき、痛覚の鈍麻などである。
このような人間は、生れながら必然的に犯罪者となるものである。
そしてこの類型は、野蛮人類型への復帰(隔世遺伝)によって生ずるものである。」

というものです。

犯罪者は、犯罪者となるべき遺伝的因子を持って生まれている・・・

要するに、犯罪者は生まれつき罪を犯すように出来ていて、身体的・精神的にある特徴を持っており、一般人との識別が可能だと言っているわけですね。

ロンブローゾが指摘した犯罪者の特徴とは、以下のようなものになります。

◆身体的特徴

・小さな脳
・厚い頭蓋骨
・狭い額
・大きな耳
・鷲鼻
・大きな顎
・異常な歯並び
・長い腕

◆精神的特徴

・道徳感覚の欠如
・残忍性
・衝動性
・怠惰
・低い知能
・感覚の麻痺

ロンブローゾは、犯罪人に関する実証的研究の先駆者として偉大な功績を残しましたが、この「生来性犯罪者説」は、後にゴーリングなどの研究によって否定されています。

確かに、もの凄い説だなと思います。
かなり乱暴な感じですよね。
だって、これでは育った環境や生活などは、全く関係ないこということになりませんか?

また皮肉なことに、ロンブローゾ自身が犯罪者の特徴である「小さい脳」をしていたそうですよ。
※彼の脳は、死後測定されています。1308gという、平均以下の重さでした。

私は、ロンブローゾには、ちょっと紙一重的な印象を受けますね。

何はともあれ、この「生来性犯罪者説」を元に、犯因症という病気(?)を作り出したのは、とても面白いと思います。

早瀬に犯因症が出ているとすれば、いずれ犯罪を犯さないとも言えないわけですから、これは目が離せません!

伊藤チビノリダーが、異色の役を演じている、ドラマ「無痛」・・・

私の中では、月「5時から9時まで」に次いで、今季期待のドラマとなっています。

 

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